宿借帳

もう家なんか買わない

今までで一番後悔したお金の使い方


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お金をどのように使おうが個人の自由です。


ですが、ちょっと気になるのがお葬式にかかる費用です。ある調査によると全国の葬儀にかかる平均費用は約120万円だそうです。かなり高額な印象がありますが、あくまでもこれは葬儀代だけです。他にも、人がなくなると、仏壇、墓、税金等々の出費が伴います。

 

私は不思議でしょうがないんです。なんで死んだ人にこんな贅沢しなくちゃいけないのかと。両親が早逝だったので、16歳と27歳の時に2回喪主を経験しています。16歳の時は名前だけ喪主で、実質的には叔父がすべて段取りをしてくれたので、実際にどの程度の出費があったのかは不明ですが、親族だけの密葬だったのでたいした出費ではなかったと思います。27歳の時は喪主として主体的に関わりましたが、周りの言いなりになって、葬儀場やらお布施やら仏壇やら骨壺やらを決めていました。実際、標準が何なのか分からない世界なので、大人の意見を基準に進めるしかなかったのです。


とりあえず人が亡くなるとやたらと出費するんですね。葬儀一式で数百万、仏壇で数十万、絵柄の入った骨壺が数万、墓地の永大供養料が数十万、墓石が数十万、お布施が数十万、戒名が数十万、借金の整理に数百万とポンポンと右から左に出ていきます。私はお金に関しては堅実な方なので、それまで借金などしたこともなかったのですが、さすがにこの時は頼りました。労働組合員だったので労金から低利で100万円程借りました。この時だけは保険は必要だと思いました。今は違いますけど。


そんなこともあってか、葬儀に対しては否定的な感情しかないのかもしれません。一つ一つの事柄を検証してみました。

・お経の意味
お釈迦様の教えだそうです。死んで仏門に入るという遺言もないので不要でした。

・戒名の意味
死んで仏門に入る遺言もないので法号は不要でした。

・位牌の意味
法号も不要ですし、魂が帰る場所といわれてもそんなフィクション信じないの不要でした。

・仏壇の意味
無宗教でしたし、ご本尊を祭る必要もないのでこれも不要でした。祈りたいときは近所の神社で十分。

・葬式の意味
仏教徒ではないので、成仏させる儀式も不要でした。

 

そもそも死んだら皆仏教徒になるなんて、故人も想像してなかったと思います。日本人は半数が無宗教者なので、そもそも葬儀なんて必要ない人がほとんどのはずです。ここいらへんを整理しないで、皆が一様に葬儀を行う理由の本質は”畏れ”にあるんじゃないかと思います。ちゃんとやらないと先祖に祟られるぞと暗黙の裡に刷り込まれているんじゃないかと。今思えばこれすべてフィクションなので、無駄なことしたなと後悔しています。これから喪主になられる方はよく考えた方がいいと思います。